「欲しいなら舐めろ」―強引に手繰り寄せられた私のすべては宵と共に彼の支配下へ堕ちていった (ページ 2)
山下は椅子から立ち上がり、由美の近くに歩み寄った。
由美の顎を軽く掴んで顔をあげさせる。
恐る恐る視線を上げると、目が合った。
「妬けるな。」
そうつぶやくと、山下は由美の顎を抑えたまま、口を合わせてきた。
だんだんと深いキスになり、舌が絡み合う。
「…ッツ。やめてください。社長!」
「うるさい。」
山下は見たこともないような冷たい目で由美を睨む。
その冷たい視線に捕らえられると、由美は動けなくなってしまう。
山下の手が、由美の胸を乱暴に鷲掴む。
「やめてください…!!」
拒否しながらも、日頃、上司として慕い、尊敬している山下の行動に胸を高鳴らせている自分がいる。
「やめてといいながらこんなふうになっているじゃないか。」
山下が蔑むようにいいながら胸の頂を弾く。
柔らかい刺激を与えられたと思ったら、強く摘み上げられる。
「…あっ」
痛みの中に言いようのない快感を覚える。
山下の唇が胸の突起を優しくなめ、時に強く噛む。
「あっ、あん…!」
「噛まれてヨガるなんて変態だな。」
冷たい言葉にさらに体の奥が疼く。
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