先生が欲しくて襲うつもりが組み敷かれてエッチに躾けられる
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先生が欲しくて襲うつもりが組み敷かれてエッチに躾けられる (ページ 1)
「ああ、それから、植村。放課後、化学室へ」
ホームルームの最後、柏木先生――24歳、身長179センチ、銀縁のメガネと白衣が恐ろしく似合う、ちょっと癖毛の私タイプのイケメン
――が、とってつけたようにそう言った。
「はぁい」
つまらなそうにそう言ったけど、内心では鼓動が早まって仕方がなかった。
窓の向こうで、今を限りと盛大に音を立てている蝉の声よりも、私の心臓の方がずっと煩い。
「なにやらかしたの」と、笑うクラスメイトに「今日の化学の期末テスト難しかったんだもん」なんて言ってごまかしてから、トイレに寄ってメイクを直す。
乱れたポニーテールも整えて制汗剤をシュッとふる。
呼び出して欲しくて、白紙の答案用紙を出したんだもの。
「失礼します」
がらりと化学室のドアを開けた。
先生はテストの採点をしていたが、手を止めて立ち上がった。
今日は試験週間中で部活動もないし、先生方も忙しいのか化学室には柏木先生しか居なかった。
「試験中、何をしてた」
案の定、私の白紙の答案用紙を見せて呆れたように言う。
「ずーっと先生のこと見てました」
「お前なぁ」
呆れたように肩を竦めた後、困ったように癖のある自分の髪をくしゃりと撫で上げてるけど、本当は先生にだってわかってるはず。
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