初めて一緒に入ったお風呂からあがろうとしたら…熱さにとろけるラブH
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初めて一緒に入ったお風呂からあがろうとしたら…熱さにとろけるラブH (ページ 1)
薄暗い竹林が目の前に広がる。
「すごいな、ほんとに、目の前は外だ!」
「奮発して、お風呂つきの部屋にして、よかったね~」
さっきからどきどきしている。
だって、ふたりで泊まることも、ふたりでお風呂に入ることも、初めて。
緊張しっぱなしの私を、祐介はやわらかく抱きしめた。
「ほら、入ろう?」
ちゃぷん。
竹林を見ながら、暖かいお湯の中、少し彼にくっついた。
「いいお湯だね。気持ちがほぐれる・・・」
祐介は伸びをし、目を細めた。
「うん。こうやってると、世界に祐介と私だけみたいな気持ちになるよ・・」
「そうだな。・・・オレはそれでいいけどな」
「えっ・・・」
お湯のせいだけじゃない、ふわあっと体が熱くなった。
「やだもう、何言ってるの・・・」
ちゃぷん。
祐介も照れくさかったのか、あわててお湯を掻いた。
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