血を啜られながらひたすら揺さぶられて―愛おしさと快楽が弾ける絶頂エッチ (ページ 7)

3度目か、4度目かの絶頂を迎え、朦朧とする意識を必死に引きもどしながら、依然終わらない律動にどろどろと頭が融けていく。

「ひゃ、やらぁ、も、またぁ、イッちゃ、イッちゃうよぉ!!」

先ほどから懇願の声を上げているのだが、血を貪るのに夢中なギルバートは返事を返すことなく恵美をひたすら揺さぶりたてる。

チカチカと目の前がスパークしだす。

もう泣き声に近い恵美の声を頭の片隅に聞きながら、ギルバートは吐精感を感じたのかだんだんと腰を速めた。

恵美からすれば堪ったものではない。

制止の言葉すら満足に紡げないほどの快楽に身を浸され、頭をかき回され、口からはあられもない声が飛び出ては消えていく。

「や、あっあっあっ!!ふ、ぅふぁ、あふぅ、ふあぁ!」

限界だとでも言いたげに、恵美のそこはきゅうきゅうとギルバートの熱い楔を締め付ける。

「あっ、あ、ギルバート……!!」

首に埋められた髪を、かき乱すように撫でる。

「名前、呼んでぇ……!!」

「……恵美っ、恵美……!!」

「あっ、あっ、あああああああっ!!!」

哀願にも近い声で名前を呼ばれ、愛おしさが快楽とともに弾ける。

絶叫に近い声を上げて、これ以上ないほどに背を反らした恵美は、びく、びくっと体を跳ねさせながらとうとう崩れ落ちた。

それを直前で感じ取り抱き寄せたギルバートの腕の中で、絶頂の余韻に体を震わせる。

一歩遅れて、中にびゅるるっ、と粘ついたものが注がれたのが分かった。

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