血を啜られながらひたすら揺さぶられて―愛おしさと快楽が弾ける絶頂エッチ (ページ 5)

懇願の目。

気づかわしげなルビーと、蕩けた黒曜石が交差する。

しばらくの間そうして見つめ合った後、ギルバートの瞳が、柔らかく細められた。

太腿から、するりと布が滑り落ちていく。

ちゅくちゅくと泡立てられるようにして、ギルバートの細いが骨ばった指が恵美の入り口を擦った。

「あっ、あ、だめ、そこだめぇ!」

「何がダメなんだ? お前のココは、もっとしてほしいと言っているみたいだが」

そう意地悪な声で囁きながら、ギルバートはさらに横から一つ指を足して、2本の指でくぷくぷと入り口を広げていく。

いやいやと首を振る恵美の頬にチュッと唇を落としながら、だんだん声を高く上げだした喉に下ろす。

「あ、や、くるっ、きちゃうぅっ、きちゃうよぉ……!」

止めて、とでも言いたげな手にそっと腕を掴まれるが、弱々しすぎて抵抗にすらなりはしていない。

耳元で笑われたような声がしたと思ったら、優しく艶めいた、吐息交じりの声が耳元で促した。

「ほら、一度達しておけ」

「や、あ、あ! だめ、や、あんっ、ふ、ぅうううっ!!!」

びくびくびくっ!

と背骨を撓らせながら達した恵美の体を愛おしげに抱きしめて、ギルバートはそっと自身を取り出すと、濡れそぼったそこに当てがった。

微かに鳴ったチャックの音でそれに気づいた恵美が、耐え切れずに腰を揺らめかせる。

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