血を啜られながらひたすら揺さぶられて―愛おしさと快楽が弾ける絶頂エッチ (ページ 4)

充血しきった上下の蕾を指でくりくりと苛められながら、舌は相変わらず恵美の首筋を愛おしげに這う。

びくびく身を捩じらせながら熱を逃そうとする恵美を、逃がさないとばかりに腕の中に閉じ込めながら、ギルバートは静かに笑った。

「ふふ、ぬるぬるしているぞ」

「や、言っちゃ、やあ……!!」

くちゅ、ぬちゅ、と愛液を絡ませながら蜜芽を押しつぶされ、一層喉が震えた。

決定打にはならず、かといって体を燃やすには十分な快感が、じりじりと恵美の理性を焦げ付かせていく。

もどかしさで滲んだ目元で背後を睨めば、いつもよりずっと色香の増した赤。

いつの間にかまくり上げられた裾の下、すっかり腫れ上がったそこに爪を立てられる。

「やああんっ」

「さあ、そろそろ食事を貰おうか……」

するり、と自分の髪が首筋を這う感触にまで肩を震わせる恵美に、うっそりと笑ったギルバートが口を近づける。

しかし恵美は、先ほどから自分の太腿に当たる、ギルバートの固いそれに意識が向いていた。

「ギルバート……」

「どうした?」

こんなときに声をかけることが珍しいのか、優しい声に促されたような心地すらしつつ、恵美は後ろ手にその高ぶりへと手を這わせた。

背中の服越しに、ぴくっ、とギルバートの体が跳ねたのが分かった。

「こら、悪戯な手だ」

「いたずらじゃ、ないわ……これ、入れてほしい、の……」

「何?……いいのか、子ができるかもしれないぞ」

「いいの、私……あなたの、子供が欲しい」

コメント (0)

コメントを書く