久々に参加した同窓会で再会した男友達のはげしさとやさしさの二重奏に翻弄される (ページ 4)

一瞬の冷気、直後の熱風。

しびれるように身体が震えた。

「・・・っ!締めるな、よっ」

「ち、ちがっ!わざとじゃ・・な・・」

じんじんとしびれが襲ってきた。

「・・・こんなの、初めて・・・じんじん、する・・・ぁ」

「そ、か。・・・うれしいな、よし」

柴田くんはくしゃくしゃと私の頭を撫で、はげしく動き始めた。

「あんっ!!ぁぁぁぁっん!」

「相原、オレのものになれ、ずっとそばにいろ!」

「・・・ぅん、ぁん。うん。ぁぁぁぁぁぁんっ!」

「なんだか、すっかり大人になっちゃって、びっくりしてたんだ」

私の髪を撫でる柴田くんの胸に鼻先をうずめ、ぼそぼそと言った。

「ん?オレのコレが?」

「ちがっ・・・ばーか」

「あはは。あのさ、このまま朝まで抱いてていいか?」

「・・・うん」

「実り多すぎな同窓会だったわ~」

照れくさそうに、柴田くんは笑い、私をぎゅっと抱きしめた。

-FIN-

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