「責任、取ってくれますよね?」一晩据え膳を耐えぬいた後輩からのいじわるエッチ (ページ 4)
唯一身につけていたショーツの中に空いた手を潜り込ませながら、井本くんが私の耳元に唇を寄せる。
軽いリップ音を立てて耳に口づけながら、その指はゆっくりと私の秘部へ挿入されていった。
「ひっ、い、んんっ」
軽いピストンをはじめた指が与える快感を耐えるように、私は唇を噛む。
探るように中を蠢いていた指先が、とある一点をかすめた。
「ひゃあんっ!」
「ん、ここですか?」
分かりやすく反応してしまった私に、井本くんがわざとらしく問いかける。
もちろん井本くんには答えを聞く様子なんてなくて、そこばかりを集中的に攻められる。
「あっあっ、やあっ、んん、やめっ」
視界が白くなりかけてきた瞬間、指を引き抜かれる。
あと少しというところまで上り詰めた熱を持て余し、びくびくと身体が震えているのが自分でも分かった。
「いくのは一緒に、ね?」
そう言って、井本くんは私に覆いかぶさっていた身体を起こす。
ねだるような目をしていたのかと、私は赤い顔をますます赤くした。
「はぁ、あっつい……」
ボタンを外すのも面倒なのか、二、三個ボタンを開けたシャツをぐちゃぐちゃにしながら脱ぎ捨てる井本くん。
露わになった上半身は思っていた以上にがっしりしていて、思わず目を伏せる。
ベルトを外しながら、井本くんがいたずらっぽい声で笑った。
「惚れ直しましたか、先輩?」
「もう、バカ」
諌めるつもりだった私の声は思っていたより棘が無く、早速彼に骨抜きにされているようで恥ずかしい。
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