「責任、取ってくれますよね?」一晩据え膳を耐えぬいた後輩からのいじわるエッチ
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「責任、取ってくれますよね?」一晩据え膳を耐えぬいた後輩からのいじわるエッチ (ページ 1)
何だこれ何だこれ何だこれ!?
動揺しながら、私は身につけた衣服を確認していた。
見慣れた自分の部屋の片隅に、毛布にくるまった井本くんがいたからだ。
衣服に乱れがないことを確認し終えると、私は混乱し続ける頭で何とか昨夜の事を思い出しはじめた。
昨夜は職場の飲み会だった。
井本くんは職場の後輩で、実は密かに好意を持っている相手だ。
そんな相手の隣に陣取れたことが嬉しくもあり緊張もあり、やや飲みすぎた事は覚えている。
問題はその後だ。
飲みすぎた私は見事に本心をさらけ出し、井本くんに絡みついては好き好き大好き結婚してなどとのたまったことをうっすら……いや、はっきり思い出せる。
なんて失態だ。
よりによって気になっている相手の前で。
羞恥と後悔に思わず頭を抱えながらも、私は何とかその続きを思い出す。
そんな派手な酔いつぶれ方をした女を捨て置くことも出来ず、井本くんが送り届けてくれたのだろう。
所々ぶつ切れになった記憶は、井本くんがベッドに私を下ろす所で途切れていた。
「……ん」
「ひっ!?」
不意に動いた気配に小さな悲鳴を上げてしまった私。
ぱちぱちと瞬きを繰り返していた井本くんは、視界に私を映すとゆっくり起き上がった。
「えっと、あの」
「酒、抜けました?」
どう声をかければいいのか私が迷っている内に、顔をのぞき込んでくる井本くん。
目許にうっすら隈を浮かべている井本くんの姿に申し訳なさが増して、私は深く頷いた。
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