嫉妬にかられた彼氏に押し倒されて何度イッても懇願しても収まらない想いに抱かれる
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嫉妬にかられた彼氏に押し倒されて何度イッても懇願しても収まらない想いに抱かれる (ページ 1)
「いらっしゃい、英明さん」
呼び鈴の音に喜んでドアを開ける。
四月第三週の土曜日の朝10時。
約束通り、英明さんが遊びに来てくれた。
大学のサークルで知り合い、付き合い始めて早二年。
私より一つ年上の英明先輩はこの四月から銀行員として働き始めていた。
それまで、毎日のように会っていたのに突然会えなくなったことがすごく淋しかったので、この、久しぶりのデートが嬉しくてたまらない。
三週間ぶりに会う英明さんは、どこか大人びて見えた。
「久しぶり、陽菜。髪切った?」
相変わらず、かっこよくて服のセンスもばっちしで観察力もある大好きな自慢の彼氏。
テンションのままにまとわりつきながら口を開く。
「そうなの。純一先輩にカットモデル頼まれて、ばっさり髪の毛切っちゃった」
純一先輩と英明さんは同級生で、純一先輩はこの四月から市内で名が知れた美容院で働き始めていた。
「ずーっとロングヘアだからどうかなぁって思ったけど、意外と評判が」
良くてね、と、言う前に玄関先で唇を奪われる。
苦しくなるくらい、長く深いキスにびっくりする。
二人の唇が離れた時には、唾液が糸を引いていた。
「英明さん?」
そのまま、リビングのソファの上に押し倒された。
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