いきなり彼女に押し倒され、状況が飲み込めないままの俺をよそに、彼女が俺のモノを愛撫し始めて… (ページ 2)
「ほら、早く俺の舐めろって…」
「んぁっ…あぁんっ…くッ……」
背を向ける里菜の後ろからぐちゅぐちゅ音を立てて指を動かし、もう片方の手で里菜を支える。
「は、あっ…んッ…」
「どうした、口元がお留守だぞ」
自分のペースを取り戻し、里菜の蜜壷を弄る俺に、負けじと里菜も俺のモノを両手で扱く。
「ッあ…雅人っ……んんっ…ふぅッ…」
四つん這いになっていた身体を起こして俺の方へ向き直ると、再び俺の唇を貪るように求め、里菜は何度も何度も舌を絡ませる。
「も、我慢できない…っ」
「…いいぞ、俺も我慢できないし、な」
荒い息を吐いて俺から唇を離すと、上にまたがったまま俺のモノを掴み、里菜ゆっくりと自分の中へと挿入させていく。
「はぁんッ…は、あ…ああっ…」
「ッ…」
普段とは逆の騎乗位という体位に、里菜は身体を慣れさせるかのようにゆっくりと息を吐く。
自分の思うがままに俺のモノを蜜壷へ侵食させ、根元まで飲み込むと、里菜は前後に腰を強く振り始めた。
「ああッ…あっ…ああんッ…」
「ッ…ぁ…里菜っ」
たどたどしい里菜の動きに少し刺激が足りず、俺が自分から腰を突き上げるようにして、里菜の最奥を激しく突くと、その快感に悶えるように里菜は髪を乱れさせる。
「はっ…く……」
「ああ…雅人…気持ちいい…っ」
積極的に腰を振り、里菜は自分が一番感じるところを見つけては強く擦りあげてくる。
薄暗い部屋の中で里菜の表情ははっきりとは見えないが、俺の名前を呼びながら喘ぐ里菜のトーンから、笑っているのがわかる。
「…エロいな…今日の、里菜…は…ッ」
「はァ…あ、気持ち、いい…ああ…ッ、いい、よォ…っ」
どんどん律動を速める里菜の膣口と俺のモノが擦れて卑猥な音が室内に響き渡ると、里菜はもっと激しく腰をくねらせる。
「ひぁあんッ…あ、イ…イクっ…」
顎を上げて、叫ぶように絶頂を知らせる里菜に合わせるように俺はさらに激しく腰を突き上げ、里菜の中を掻き回した。
「やぁあッ…ひ…あああッ」
「んッ…っ…」
途端、里菜が腰を反らせ、絶頂を迎えると、俺のモノをきつく締め上げる。
里菜の膣からくる圧に耐え切れず、俺も里菜の中へと欲を放った。
「ッはぁ……ぁ…」
絶頂を迎えると、まるで魂が抜けるかのように俺の上に倒れ、里菜は意識を遠ざけていく。
その姿はまるで、操り人形の糸が切れたかのようだ。
「…里菜、大丈夫か…」
俺の言葉に反応はなく、ただ里菜の背中を月明かりが照らす…。
妖艶で、艶やか…すやすやと寝息を立てる里菜を見、俺は窓へと視線を向けた。
「…今日の月は、変に妖しいな…」
まさか月のせいなんてある訳ないよな、と俺は苦笑いを浮かべ、里菜を抱き締めながら目を反らすことのできない月を見上げた。
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